鈴木敏夫とジブリ展 福岡市博物館に子供とお出かけ

おでかけ
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こんにちは、しまりす です。
先日、息子と一緒に福岡市博物館の「鈴木敏夫とジブリ展」に行ってきました。

とても素敵な内容だったので、ご紹介します。

開催期間は、2023年6月9日から8月31日。
開催時間は、9:30から17:30まで(入場時間は17:00まで)です。
※一部延長開館あり。

ジブリ好きな人や、どうやってあのような作品が生まれたのかその制作背景やモノづくりに興味がある方におすすめの展示です。

鈴木敏夫とジブリ展に入場するために

鈴木敏夫とジブリ展 入場ゲート

前日、「鈴木敏夫とジブリ展」に行くことを決めた しまりす親子。

福岡市博物館開催分のチケットは土・日・祝日とお盆の一時期間は事前に日時指定のチケット購入が必要となります。

空きがある場合は、当日券の発売もあるようです。

チケットはローソンチケットで発売していました。

私たちは平日に行ってきたので、会場での当日券を購入。

こちらもローソンチケットでも購入できるようです。

平日だから大丈夫だろうと思っていたのですが、
平日11時に到着して、当日券売り場には30名ほどの列ができていました。

待ち時間はそれほど長くなかった(10分くらい??)のですが、
少しでも待ちたくないという方はローソンチケットの事前購入がおすすめです。

入場するための列は時間帯によって平日でも少しありましたが、あんまり気にしなくてよいくらいでした。

海外のお客さんがとても多かったので、団体さんが入ると少しだけ待つかもしれません。

子供も楽しめる展示の見どころ

入るとそこに広がるジブリの世界

千と千尋の神隠しの世界

入場するとそこにあるのは薄暗い空間に赤くともる提灯。
そしてチリンと音のなる風鈴。
今の季節にぴったりな涼しい夜風が吹いてきそうなイメージ。
あの「千と千尋の神隠し」を思わせる世界が広がります。
風鈴には、かおなし をはじめとする、「千と千尋の神隠し」で登場する神々が描かれ、細かいところに遊び心感じる空間です。

トトロ撮影ブース

どんどん進んでいくと、大きなぬいぐるみのトトロがお出迎え。
会場内は列を作らずに進んでよいタイプだったのですが、
入口付近からすっごく並んでいるなと思ったら、なんとトトロとの撮影列でした!
並ぶのが苦手な息子は待てずにその場を通過。

しゃべるカオナシ

息子が一番テンションが上がったのは終盤にある、カオナシが真ん中にちょこんと座った広間。
すかさず「記念撮影したい!」という息子をカオナシの前に立たせて撮影しようとすると、
「なに笑ってんだ!!」というカオナシの声が。
息子は本気でびっくりしていました。

湯婆婆のおみくじ

広間の端にある提灯を潜り抜けるとインパクトある湯婆婆が橋の上に待っていました。
ここではなんと湯婆婆の口に頭を突っ込んでおみくじが引けるのです。
これも結構な列ができていたので、並べるかなと心配だったのですが、
「おみくじは絶対やりたい」と息子のテンションも上がってきたので並ぶことに。


開運みくじと恋愛みくじがあって、私たちは開運みくじを引きました。
途中、湯婆婆が話しかけてくるので、なんとも迫力があります。
息子は大吉、私は中吉。
なんだかとってもくじ運が良かったです。

デジタルを活用した展示

カオナシになる機械

会場内にはデジタル機器を使用した体験型の展示もありました。

息子も「やりたい、やりたい!!」と大はしゃぎ。

タブレット端末をかざすと温泉のお湯が沸き出たり、機械の前に立つと自分自身がカオナシになったり。
機械が反応する身長が必要ですが、身長110㎝の息子でも少し背伸びすると体験できました。

大人が楽しめる展示の見どころ

鈴木敏夫の背景に触れる

たくさんの書籍

全体の展示の内容としては鈴木敏夫さんの幼少期からどんなものに興味を持ち、
ジブリと出会うまで、そしてジブリの制作に携わってからどんなことに関心を持っていたのか、

彼の仕事の信念とは・・・、

というような鈴木敏夫さんを深く知れる内容となっています。

驚いたのは、彼が触れた漫画、書籍、映像資料の多さ。

幼少期はさすがに漫画メインではあるのですが、そこから景品の重要性を考えていたところには驚きました。

また、書籍もどの分野に偏っているわけでもなく、歳を重ねるごとに多方面の知識習得に励まれており、様々な知見や価値観に触れられているのが分かりました。

ジブリ名言

ジブリの中には、数々の名台詞が登場し、人々の心に刻まれていますが、
その深みのある言葉を紡ぎだせる理由がなんとなくわかった気がしました。

6歳の息子には文字が多い展示はあまり響かずゆっくりとは見ることはできなかったのですが、
圧巻の資料の多さには通り過ぎるだけでも感じるものがありました。

おみやげには会場限定グッズも

おみやげ購入品

おみやげ会場も人が多く、たくさんのおみやげを買っている人が多かったです。

会場限定グッズなどもあり、テンションが上がります。

今回、展示で多く使われていた「千と千尋の神隠し」に興味を持った息子は、
その映画のキャラクターが描かれたトランプをおねだり。

私は会場限定の、白雲石入り給水コースター ススワタリ 税込880円 を選び、
それぞれ1つずつ記念におみやげとしました。

他にも、クリアファイルやメモ用紙、映画を思わせるような温泉グッズ、ステッカーなど
面白いものがたくさんあったので、展示に行かれる方はおみやげもぜひチェックしてみてください!

福岡市博物館のおひるごはん情報(おまけ)

アレルギー持ちの息子がいつも悩む「お昼ごはん」問題。

福岡市博物館の近隣を携帯でリサーチしていると、福岡市博物館内でも持ち込んで食事をとれるスペースがあることを知り、お弁当を持っていくことにしました。

福岡市博物館にはもともとレストランが一つ入っていたのですが、
現在はそこが撤退されており、その空間は自由に使える飲食スペースになっています。

もともとレストランがあった場所なので、全面ガラス張りで景色がよく、
博物館の左右対称の庭を眺めながらゆっくり食事を楽しむことのできる穴場スポットでした。

私たちは展示観覧前に食事をとったのですが、見てきたお孫さん連れの方などもお食事をされていて、
展示の感想を楽しそうに話していました。

福岡市博物館の近くにはパン屋さんなどもあるので、買ってくるのもよいですね。

夏のお出かけスポットとしてジブリ展はおすすめ

ジブリの世界にどっぷりつかれて、鈴木敏夫さんのことも少し知ることのできたジブリ展。

子供は大きな展示や非日常な世界観に大喜びで、そこまでジブリに興味があったわけではなかったのですが映画が見たくなったようです。

私自身も、今までは「音楽が素敵」や「話の内容に感動する」という目線で見ていましたが、
今回の展示を見ると「言葉の意味」や「物語の背景」など
違う視点でも作品を見ることができるようになりそうな展示でした。

ただ、大人が見て見ごたえがある内容なので、文字も多く、ところどころ幼い子供にとっては難しく感じる内容かもしれません。

小さくてもしっかり楽しめるところはあるのですが、子連れだとなかなか自分のペースで観覧できないことは覚悟しておいた方がよさそうです・・・いつもですが。

上記を踏まえても、私は楽しめたし、子供も「楽しかった!!」と言ってくれていました。

子供の夏休み期間は子供も家にいることも増えると思うので、ジブリの映画を見る前に展示をみて、
一度見たことのあるキャラクターや世界を見ることで「これ知ってる!」と
より楽しめるのではないかと思います。

暑い夏に涼しい博物館で楽しめる展示は、安心して楽しめるスポットとしてもおすすめ。

ぜひ、「鈴木敏夫とジブリ展」に足を運んでみてください!!

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