こんにちは、しまりす です。
7月の週末、福岡アジア美術館7階で開催されている「おいでよ!絵本ミュージアム2023」に6歳の息子と行ってきました。
絵本の世界に迷い込んだような素敵な展示がたくさん。
子供が帰りたくないと言ってなかなか帰れないほど楽しい展示の見どころを一部ご紹介します。
夏休みのお出掛の参考になると嬉しいです。
おいでよ!絵本ミュージアム とは
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絵本ミュージアムとは2007年から福岡アジア美術館で毎年夏休み時期に開催されている
絵本の企画展です。
ただ絵本が置かれているだけでなく、絵本の世界に入り込んだような空間が広がっています。
布を使ったようなアナログな表現に加え、
毎年最先端のデジタル技術を使用した展示などもあり、
子供はもちろん大人まで、いろんな視点から楽しめる内容。
会期中はイベントなどもあり、私たちが訪れた際はそのイベントで制作した子供たちの作品も飾られていました。
絵本が苦手な子も好きな子も、興味を持てそうな仕掛けがいっぱいです。
私の息子は絵本は好きでも嫌いでもないのですが、会場の雰囲気もあいまって、
たくさんある絵本に夢中になって次から次に本を開いていました。
2時間滞在していましたが、まだまだいたそうでした。
2023年の絵本ミュージアムは、悲しいことにFINALということですが、
とても楽しい企画展なので是非足を運んでみてください。
「おいでよ!絵本ミュージアム2023」の概要は下記の通り。
会期:2023年7月17日~8月27日 9:30~17:30(入場は17:00まで)※会期中無休
会場:福岡アジア美術館(地下鉄中洲川端駅がすぐ近くです)
入場料:大人1,200円 高大生1,000円 小中生600円 未就学児無料
おいでよ!絵本ミュージアム2023 のみどころ
はじまりは、「オズの魔法使い」の世界
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会場入り口から広がるのは、嵐の中の家やトウモロコシ畑にかかし、ライオン・・・
オズの魔法使いの世界です。
6歳の息子は知らないお話で、少し絵本も難しそうでしたが、
「これってどんなお話?」と興味津々。
非日常な感じが絵本の世界へのいざないにぴったりでした。
大人にも人気 「ミッフィー」の展示会
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少し進むとかわいいミッフィーの美術館風展示があります。
ミッフィーって日本の絵本の中では「うさこちゃん」って訳されていると知っていましたか?
私は初めて知りました。
ミッフィーのほのぼのした世界感がそのままやってきたような空間です。
「おしいれのぼうけん」は圧巻のスケール
![](https://shimari-mama.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0692-800x600.jpg)
一番面積があったのが、この「おしいれのぼうけん」かなと思います。
絵本の原画がずらっと飾ってあり、一枚一枚丁寧に描かれている絵を鑑賞することができました。
また、会場に「おしいれ」が設置されており、絵本と同じようにのぞき穴があります。
そこを覗くと・・・それは会場で確認してみてくださいね。
![](https://shimari-mama.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0697-800x600.jpg)
このお話、長くてちょっぴり怖いのですが、
その世界観に息子も集中して話を聞いていました。
「そらまめくんのあたらしいベット」は小さな子供に大人気
![](https://shimari-mama.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0700.jpg)
そらまめくんがベットを求めて冒険に出かけるかわいいお話「そらまめくんのあたらしいベット」。
会場にはそらまめくんが見つけた新しいベットが置いており、自由に座ることができます。
このベットが大人気で保育園や幼稚園の子供たちが順番に座って目をキラキラさせていました。
絵もほのぼのしたタッチで描かれていてとてもかわいいので、
特に小さなお子さんにおすすめのコーナーです。
みんなで建てた「100かいだてのいえ」はすごい迫力
一番最後のブースは壁際に大きな100かいだての家が広がります。
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絵本ミュージアムのワークショップで子供たちが制作したお部屋がずらり。
どのお部屋も個性豊かで、子供たちの発想に驚かされます。
100かいだてシリーズの大きな本も数冊おいてあり、自由に読むことができます。
自分の身長よりも大きな本に、読んだことのあるお話もいつもとは違う感覚のよう。
いろんな発見をしながら読んでいました。
このコーナーでは時間帯によって森のコンサートが開催されており、
子供たちも参加でき、みんなで演奏を楽しんでいましたよ。
絵本が好きな子もそうでない子も世界が広がる展示
![](https://shimari-mama.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0687-1-800x600.jpg)
他にもいろんな絵本を題材にしたコーナーがあり、どれも世界観が素敵でした。
行った日は調整中だったのですが、絵本作家さんが作った映像が出てくるピアノの展示もあり、興味深かったです。
本をじっくり読むのが得意な子って、なかなかいないと思います。
でも、仕掛けが好きな子やドキドキワクワクが好きな子はたくさんいますよね。
自分の好きな視点から入って、絵本の面白さを知れる、そんな展示会です。
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